KindlyMD株が90%超急落、希薄化懸念と内部売却疑惑で

Nasdaqのデータによると、KindlyMD株は1日で50%超、1か月で90%以上下落。5億4,000万ドルの株式発行計画とビットコイントレジャリーに対する弱気心理が背景。

BTC
ETH
SOL

要約

KindlyMDの株価は24時間で54%下落し1.28ドルとなり、月間下落率は90%を突破した。Nasdaq上場の同社は、今年前半にナカモト・ホールディングスと合併後、医療技術事業からビットコイン保有へと事業転換。8月には6億7,900万ドルを投じて5,744 BTCを取得した。しかし、ビットコイン準備資産拡大のための5億4,000万ドル規模の株式発行計画が発表されると、希薄化懸念が強まり、さらにデジタル資産トレジャリー(DAT)市場の需要減退やビットコイン上場投資商品(ETP)のプレミアム低下と資金流出も重なった。機関投資家資金はイーサリアムやソラナ、スイといったアルトコインDATへ移行しつつあり、アナリストは混迷するトレジャリーストーリーが企業の長期評価に重圧をかける可能性を警告している。

用語解説
  • デジタル資産トレジャリー(DAT): 企業がビットコインなどのデジタル資産を、現金や金と同様の主要準備資産としてバランスシートに保有する戦略。
  • ビットコイン上場投資商品(ETP): ビットコインの価格に連動し、投資家が直接ビットコインを保有せずに取引所を通じて投資できる商品。