
ジェローム・パウエル米連邦準備制度議長は、労働市場の弱さが続けば年内に追加利下げを実施する可能性があるとし、インフレ抑制と雇用安定の均衡を図る考えを示した。
米連邦準備制度のジェローム・パウエル議長は、最近の利下げ後も金融政策はやや引き締め的であり、労働市場の状況が悪化すれば追加利下げの余地があると強調した。インフレ抑制と雇用拡大を同時に達成する難しさに触れ、利下げの速度や幅が大き過ぎるとインフレ低下が妨げられる可能性があると警告した。また、今夏の雇用増加の鈍化が労働市場重視へ方針転換した主因であることを指摘した。先週の利下げ後も、今後の金利調整は慎重に行い、雇用やインフレ動向を損なわないよう留意する姿勢を示した。