Grvt、プライバシー重視の分散型取引所で1,900万ドルを調達

ZKsyncを基盤とするDEX(分散型取引所)が、ゼロ知識証明を活用しオンチェーン金融におけるプライバシー、スケーラビリティ、コスト効率を向上

ETH
ZK

要約

オンチェーン金融においてプライバシーを重視する分散型取引所Grvtは、ZKsync、Further Ventures、EigenCloud、500 Globalが共同主導したシリーズA資金調達で1,900万ドルを調達した。ZKsync Validium L2上に構築された同プラットフォームは、ゼロ知識証明を用いて、取引情報を秘匿しつつEthereum水準のセキュリティと低コスト決済を提供する。CEOのHong Yeaは、オンチェーントレーディングの未来においてプライバシーは不可欠と強調した。今回の資金調達はEthereumの活動が活発化する中で行われ、8月のオンチェーン取引量は3,200億ドルに達した。支援者らは、Grvtを拡大するオンチェーン金融市場の流動性ハブとなり得る存在とみている。

用語解説
  • 分散型取引所(DEX): 中央管理者を介さず、スマートコントラクトによってピアツーピア取引を実現する仮想通貨取引所。
  • ゼロ知識証明(ZK Proofs): ある事柄が真実であることを、基となる情報を開示せずに一方が他方に証明できる暗号技術。
  • ZKsync Validium: EthereumのためのL2スケーリングソリューションで、ゼロ知識証明を活用しつつデータをオフチェーンに保存してコストを削減する技術。