米連邦準備制度理事会は、11対1で25ベーシスポイントの利下げを決定。反対したのは、トランプ大統領が指名したスティーブン・ミラン理事のみであり、パウエル議長の指導力とFRBの独立性維持の姿勢が浮き彫りとなった。
最新の米連邦準備制度会合で、ウォーラー理事とバウマン理事は25ベーシスポイントの利下げを支持し、賛成11対反対1で決定した。反対票を投じたのは、前大統領トランプに指名されたスティーブン・ミラン理事で、より大きな50ベーシスポイントの利下げを主張した。ニューヨーク連銀の元総裁ウィリアム・ダドリー氏は、パウエル議長の指導力が一層強固になったと評価し、ホワイトハウスからの政治的圧力にもかかわらずFRBが独立性を維持している点を強調した。パウエル議長は、50ベーシスポイントの大幅利下げは政策担当者の間で十分な支持を得られなかったとして、その可能性を否定した。