英FCAが仮想通貨企業承認を迅速化、承認率は45%に上昇

英規制当局は2023年以降、承認期間を約70%短縮したが、新法施行や世界的な規制競争を見込む中、申請企業は減少している。

BRETT

要約

英金融行動監視機構(FCA)は2023年以降、仮想通貨登録の平均承認期間を69%短縮し、22/23年度の511日から24/25年度には158日に減らした。一方、申請件数は過去2年間で43.5%減少し、22/23年度の46件から24/25年度には26件に、承認件数も8件から3件へ減った。承認率は同期間に17.4%から11.5%へ低下した。業界団体CryptoUKは処理迅速化を歓迎したが、参加企業の減少や中小企業にとっての障壁への懸念が残る。申請取り下げ件数は70件から15件へ減り、プロセスへの信頼向上が示唆される。専門家は、企業が英国の新法成立まで申請を延期している可能性を指摘。FCAは仮想通貨企業の最低基準に関する協議も開始し、監督強化と従来型金融規制との整合を図っている。

用語解説
  • 暗号資産サービスプロバイダー: 仮想通貨取引所やカストディなどのサービスを提供し、FCAなどの規制当局への登録が必要な事業者。
  • ステーブルコイン: 法定通貨などの安定した資産に連動し、価格変動を抑える設計がされた仮想通貨。