OECDは2025年の世界成長率予測を3.2%に引き上げ、米国における強力なAI投資と中国政府の対策を主因としつつ、米国の高関税が世界経済に与える継続的影響に警戒を示した。
OECDは2025年の世界成長率予測を従来の2.9%から3.2%に引き上げた。この修正は、米国での旺盛なAI投資と中国での財政支援による世界経済の底堅さを反映している。しかし、1933年以来の高水準となる米国輸入関税の影響が、世界の貿易や投資へ引き続き重くのしかかると警告している。米国の成長率は2025年に1.8%へ減速し、中国やユーロ圏でも鈍化が見込まれる。インフレの沈静化が続けば各国の中央銀行は追加利下げに動く見通しだ。