80バイト制限の撤廃により、ブロックチェーン肥大化や分散性の低下を懸念する批判が噴出。
9月22日、Bitcoin Core開発チームは、バージョン30.0でOP_Returnオペコードに設けられていた80バイトのデータ制限を撤廃すると発表した。この決定に対し、ビットコイン擁護派のジミー・ソンは「フィアット的発想」と批判した。OP_Returnはビットコインの取引に小規模なデータを埋め込む機能を持ち、2024年のOrdinals刻印ブームで多用された。反対派は、制限撤廃によるブロックチェーンの肥大化や分散性低下を警告し、2015〜2017年のブロックサイズ論争と、それに端を発したビットコインキャッシュ分岐を引き合いに出す。抗議として、多くのノード運営者は厳格な制限を維持するBitcoin Knotsへ移行し、そのシェアを9か月で1%から20%へ拡大させた。一方、賛成派は、柔軟性向上や革新促進、マイナーへのインセンティブ強化につながると主張している。今回の発表は、スケーラビリティと基本原則の維持を巡るビットコインコミュニティ内の亀裂を浮き彫りにした。