IRS、2026年度版W-9フォーム案にデジタル資産報告規則を追加

IRSは新たなコンプライアンス措置を導入し、米国ブローカーに対し2026年1月1日からデジタル資産取引における納税者IDの確認を義務付ける。

要約

米国歳入庁(IRS)は、2026年度版W-9フォーム案を公表し、デジタル資産取引に関する新たなコンプライアンス要件を追加した。米国ブローカーは仮想通貨、NFT、その他のデジタル資産取引に関与する顧客の納税者識別番号(TIN)を収集・確認しなければならない。案文では、個人事業主や無視される法人に対して、誤ったまたは欠落したTINによる予備的源泉徴収リスクを軽減するための具体的な指針も示している。これらの規則は急成長するデジタル資産市場における税務コンプライアンスを標準化・施行する広範な取り組みの一環であり、2026年1月1日に施行される予定で、事業者は新要件に適合するよう業務プロセスの更新が求められる。

用語解説
  • W-9フォーム: 米国歳入庁(IRS)が使用するフォームで、米国居住者が報告対象となる支払を行う法人に自らの納税者識別番号を提供するために使用される。
  • 予備的源泉徴収: 納税者が支払者に正しい納税者識別番号を提供しない場合に、IRSが義務付ける税の源泉徴収制度。
  • デジタル資産: 仮想通貨、非代替性トークン(NFT)、その他ブロックチェーン上の保有資産を含む、デジタル上に記録される資産の総称。