上海でデジタル人民元国際運営センター開設、実物資産市場の成長が加速

米財務省によるGENIUS法案の始動と、実物資産(RWA)時価総額3兆ドル到達が同時期に実現。

要約

デジタル人民元国際運営センターが上海で正式に稼働を開始し、米財務省によるGENIUS法案の立法プロセス開始と歩調を合わせた。今週、ブロックチェーン上の実物資産(RWA)市場の時価総額は3兆ドルを突破し、エコシステム参加状況が小幅ながら回復を示した。一方、ステーブルコイン市場では、機関投資家による積み増し傾向と個人投資家の資金流出が併存する動きが続いている。

用語解説
  • デジタル人民元: 中国の中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)で、デジタル決済や国際的金融統合を目的として設計されている。
  • オンチェーン実物資産(RWA)市場: コモディティ、不動産、証券などの実物資産をトークン化し、ブロックチェーン上で取引・投資を行う市場。
  • ステーブルコイン: 価格変動を抑えるために米ドルなどの安定資産に連動させた仮想通貨で、デジタル取引の利便性向上を目的としている。