ブラジル企業は「インビジブル・ブロックチェーン」戦略で金融の「スーパーアプリ」化を目指し、仮想通貨取引からトークン化クレジットや決済などの金融サービスへ重点を移す
ブラジルの仮想通貨取引所メルカド・ビットコインは、取引プラットフォームから包括的な「金融ハブ」への事業モデル転換を進めている。企業開発責任者によれば、同社は「インビジブル・ブロックチェーン」戦略を用い、決済、デジタル債券、送金などのサービスを展開することで「スーパーアプリ」化を狙う。仮想通貨取引による収益は総収入の95%から60%に低下しており、将来的には30%未満を目標とする。重点分野はトークン化投資商品で、年末までにトークン化クレジット発行額を5億6,000万ドル超へ拡大する計画だ。現在、カストディ資産の20%がトークン化実物資産(RWA)で構成されており、中小企業は引き続き資金運用目的でプラットフォームを利用し、カストディ資産の10〜15%をビットコインやステーブルコインで保有している。