豪準備銀行、キャッシュレートを3.60%で据え置き

第3四半期インフレ率の予想以上の上昇と、経済不確実性の継続を反映した決定であり、RBAは世界情勢への対応姿勢を示す

要約

豪準備銀行(RBA)は9月30日、キャッシュレートを3.60%で据え置くことを決定した。第3四半期のインフレ率が予想以上に高くなるとの見通しと、経済不確実性の継続を理由として挙げた。今回の措置は8月の25ベーシスポイント利下げに続くもので、市場では、月次消費者物価指数(CPI)の高止まりから、当面追加緩和はないとの見方が強まっている。RBAは慎重姿勢を示す一方、国際的な経済動向への対応準備は整えていると述べた。第3四半期のインフレ全容は10月末に公表予定であり、今後の金融政策の方向性を占う資料となる見込みだ。

用語解説
  • キャッシュレート: 中央銀行が金融機関同士の短期貸借に影響を与えるために設定する政策金利。
  • ベーシスポイント: 金融分野で金利変動を表す際に用いられる単位で、1ベーシスポイントは1%の100分の1に相当する。
  • CPI(消費者物価指数): 消費者が購入する財やサービスの価格変化を時系列で測定する指数で、インフレの状況を把握するために用いられる。