
ケイマン諸島籍の同ファンドはアービトラージ(裁定取引)戦略を用い、利払いをビットコインで行うほか、Sygnumでの融資担保として持分株の質入れも可能としている。
スイスの暗号資産銀行Sygnumは、アテネ拠点のStarboard Digitalと提携し、BTCアルファファンドを開始した。ビットコインで支払われる年率8〜10%の純利回りを目指し、アービトラージ取引によりビットコイン価格変動リスクを抑えつつ投資家の保有BTCを増やす。対象はプロ投資家および機関投資家で、持分株はSygnumで米ドル建てロンバードローンの担保として質入れ可能であり、流動性選択肢を拡充する。アナリストは、BitcoinのDeFi(分散型金融)における存在感はまだ小さいが、1兆米ドル超の成長余地があると指摘する。月次の流動性と厳格なリスク管理により市場変動に対応できる設計となっている。