NY金融当局、仮想通貨カストディ規制を強化し顧客資産保護へ

2025年改定ガイドラインにより、認可を受けた仮想通貨カストディ業者は破産時にも顧客の所有権を維持し、資産貸出を制限、さらにサブカストディ監督を厳格化

要約

ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)は、認可を受けた仮想通貨カストディ業者向けの改定ガイドラインを公表した。新ルールは、破産時でも顧客がデジタル資産の所有権を保持できるようにし、サブカストディへの監督基準を設定し、顧客の明示的同意なしに資産を利用することを制限する。さらに、資産の保管構造、第三者関与、ストレス事象発生時の潜在的影響について明確な開示を義務付けている。

用語解説
  • 仮想通貨カストディ業者: 顧客に代わりデジタル資産を保管・管理し、その安全性と関連法令遵守を確保する規制対象の事業者。
  • リハイポテケーション: 金融機関が顧客資産(担保など)を自らの目的で再利用する行為で、貸付や投資活動に利用されることが多い。
  • サブカストディ: プライマリーカストディ業者が資産保管のために契約する第三者カストディ業者で、十分なデューディリジェンスおよび開示義務を伴う。