バイナンス、WBETHとBNSOLの証拠金取引価格ソースを更新

2025年10月14日より、バイナンスはWBETH/ETHとBNSOL/SOLの価格算出にETHとSOLのステーキングレートを使用し、乖離リスク対応のため指数構成比率を調整する。

ETH
SOL
BNSOL

要約

バイナンスは、2025年10月14日08:00(UTC)からWBETH/ETHとBNSOL/SOLの証拠金取引ペアに関する変更を実施する。価格ソースをバイナンスの現物価格から、ETHステーキングおよびSOLステーキングレートへ切り替え、乖離リスクを低減する。WBETHUSDTの価格指数構成比率は20%から0%に変更され、WBETHETH*ETHUSDTは80%から100%に引き上げられる。同様にBNSOLUSDTの構成比率は30%から0%に減少し、BNSOLSOL*SOLUSDTは70%から100%に増加する。

用語解説
  • 乖離: ラップドトークンなどペッグされた資産が、基準となる原資産の想定価値から逸脱する状況。
  • ステーキング交換レート: 仮想通貨のステーキングによる報酬と交換レートに基づき算出される価値で、本件では証拠金取引の価格ソースとして利用される。
  • 価格指数構成比率: 価格指数を計算する際に各構成要素に割り当てられる比率で、算出される基準価格に影響を与える。