香港、大湾区でブロックチェーン信用データ共有を制度化

香港金融管理局の副総裁が、ブロックチェーンを活用した越境信用データ共有の試験運用を制度化すると発表。当初は香港と深圳から開始。

要約

香港金融管理局は、中国人民銀行と共同で進めている越境信用データ共有の試験運用を2024年に制度化することを確認した。当初は香港と深圳で開始され、この試験運用には7行の地元小売銀行と3社の信用情報機関が参加し、ブロックチェーン基盤のプラットフォームを用いて64ビットのハッシュコードによる安全なデータ共有を実現する。これにより、法的に認められた改ざん不可能な越境データ転送が可能となる。

用語解説
  • ブロックチェーン基盤のデータ検証プラットフォーム: 異なる法域間での安全かつ改ざん不可能なデータ検証・送信をブロックチェーン技術を用いて実現するシステム。
  • 64ビットハッシュコード: データから生成される固定長の暗号化出力で、その整合性を検証し、不正な改ざんを防ぐために使用される。
  • 大湾区: 中国政府による香港、マカオ、広東省9都市を結び経済協力と統合を促進する構想。