英国FCA、資産運用におけるブロックチェーンとトークン化のロードマップを公表

金融行為監督機構は、既存の投資家保護と規制基準を維持しつつ、公募ファンドのユニット登録簿をブロックチェーン上で運用できるようにする提案を実施

要約

英国金融行為監督機構(FCA)は、資産運用およびファンド分野におけるトークン化の導入を支援するための協議文書を発表した。このロードマップでは、公募ファンドのユニット登録簿を分散型台帳技術(DLT)へ移行させることを可能とし、基本的な規制枠組みは変更しない。カストディ、評価、開示、投資家保護などの重要分野は現行のまま維持され、規制の一貫性を保ちながらブロックチェーンによるファンド登録を可能にする。提案の目的は、金融インフラの革新を促進しつつ、安定性と消費者保護を確保することにある。

用語解説
  • トークン化: 資産の所有権をブロックチェーン上に記録されるデジタルトークンへ変換するプロセスで、効率性と譲渡性の向上を可能にする。
  • 分散型台帳技術(DLT): 取引を記録するデジタルシステムで、データを複数の場所に分散して保存することで透明性を高め、単一点障害を減らす技術。