
金融安定理事会(FSB)は、各国・地域で規制や枠組みが分断され一貫性を欠くことが、仮想通貨市場の国際的な監督を妨げ、システム不安定化のリスクを高めると警告した。
金融安定理事会(FSB)は国際的な仮想通貨規制枠組みの実施における進展を部分的に認めつつも、分断状況が続いているとする報告書を公開した。同報告は、約40の国・地域における仮想通貨の定義、規制権限、プライバシー法の相違が効果的な監督の主要な障害となっていると指摘。これらの空白が規制のアービトラージ(裁定取引)を助長し、当局間の情報共有を阻害することで世界的な金融安定性を損なう可能性があるとした。報告書は、データ品質の改善や国境を越えた執行強化など8つの提言を示している。