ニューヨーク州議会、PoW仮想通貨マイニングに電力使用税を提案

法案A9138およびS8518は、仮想通貨マイニングに対する段階的な電力消費税を提案し、再生可能エネルギーまたはオフグリッド電力を利用する事業者は免除される。

要約

ニューヨーク州の議員らが、プルーフ・オブ・ワーク方式を用いる仮想通貨マイニング企業に対して段階的な電力消費税を課す法案A9138および上院法案S8518を提出した。年間2.25百万kWhを超える電力を消費するマイニング施設には、1kWhあたり$0.02〜$0.05の税金が課され、その収入はエネルギー助成プログラムの財源となる。再生可能またはオフグリッド電力源を利用する施設は免税対象となる。法案が承認されれば、2027年1月から施行される予定。

用語解説
  • プルーフ・オブ・ワーク(Proof-of-Work): ブロックチェーンネットワークで採用されるコンセンサスメカニズムの一つで、マイナーが複雑な数学的問題を解いて取引を検証し、新たなブロックを生成する方式。
  • エネルギー・アフォーダビリティ・プログラム(Energy Affordability Program): ニューヨーク州が実施する、低所得世帯のエネルギーコストを軽減するための支援策で、本法案による税収の一部が財源として活用される。
  • kWh(キロワット時): 1キロワットの電力を1時間使用した際の電力量を示す単位で、電力消費量の算定に用いられる。