恐怖指数低水準とETF資金流出で仮想通貨市場反発

ビットコインは急落し、大規模な清算とビットコインETFからの資金流出が発生、市場心理は「恐怖」に留まる。

BTC
ETH
USDT

要約

ビットコインは$108,000を割り込み、市場では総額$3億2,000万の清算が発生。その中で最大はバイナンスにおける$298万のETH-USDT注文だった。米国のスポット型ビットコインETFは10月20日に総額$4,040万の純流出となり、ブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)からは$1億70万が流出。TRXやXRPなどアルトコインも下落したが、ビットコインに比べて下げ幅は小幅だった。CoinGlassによれば、24時間以内に12万2,919人のトレーダーが清算された。アナリストのミカエル・ヴァン・デ・ポッペは、ビットコインのチャートは現在横ばい状態にあり、市場が底を固めれば上昇に転じる可能性があると指摘。恐怖と欲望指数は34で「恐怖」を示した。Glassnodeのデータでは建玉が30%減少し、過剰なレバレッジが市場から排除されたことが示されている。資金調達率もほぼ中立で、強制売却の連鎖は抑えられる可能性がある。市場心理は依然不透明で、ビットコインは200日SMAの$107,846と365日SMAの$100,367の間で推移し、重要水準は$103,509、$100,000、$112,100となっている。

用語解説
  • ビットコインETF: ビットコイン価格を追跡する上場投資信託で、投資家が仮想通貨を直接保有せずに価格変動へのエクスポージャーを得られる。
  • スポット型ビットコインETF: デリバティブを用いずにビットコイン市場価格への直接的なエクスポージャーを提供し、機関投資家による現物取引参加を可能にする上場投資信託。
  • 恐怖と欲望指数: 市場の自信や警戒感を示すセンチメント指標で、極端な恐怖は価格回復の可能性を示すことが多い。