カデナ、トークン価格50%急落で事業停止

カデナ、トークン価格50%急落で事業停止

カデナの停止により、PoW型ブロックチェーンは2020年以来の価格水準まで下落し、完全にコミュニティの管理下に置かれることとなった。

要約

カデナは市場環境の悪化と資金面での圧力を理由に、全事業を即時終了すると発表した。ただしブロックチェーンは独立したマイナーや開発者により運営が継続される。移行チームが新たな自律型バイナリを提供し、中央管理なしでネットワークが機能するようにする。採掘報酬として566百万KDA以上が2139年まで割り当てられており、83.7百万のロック済みトークンは2029年11月までに放出される予定だ。この発表を受け、市場では急速な売りが発生し、KDA価格は1週間で60%超の下落、約$0.08にまで落ち込んだ。これは2020年半ば以来の安値で、過去5年間の上昇分をほぼ全て失った。投資家の信頼は大きく崩れ、長期的な支持線は破られ、コミュニティがエコシステム安定化に動かない限り下方リスクが続く可能性が高い。

用語解説
  • PoW (Proof-of-Work): マイナーが計算処理によって取引を検証し、ネットワークを保護するコンセンサスメカニズム。
  • KDA: カデナ・ブロックチェーンの基軸仮想通貨で、取引や採掘報酬、ネットワーク参加に使用される。
  • ブレイド型アーキテクチャ: カデナのマルチチェーン設計で、並列チェーンを相互接続し、PoWのセキュリティを維持しつつスケーラビリティを向上させる構造。