インドと米国、輸出関税削減と原油輸入調整で貿易合意が近づく

関税の大幅引き下げとともに、インドがロシア産原油依存を減らし米国産農産物の輸入拡大に踏み出す可能性がある。

要約

インドと米国は、現行50%の懲罰的輸出関税を15〜16%程度へ引き下げる貿易合意の締結に近づいている。この合意には、インドが現在原油輸入の34%を占めるロシア産原油依存を段階的に縮小すること、また米国産の非遺伝子組み換え(Non-GMO)トウモロコシや大豆製品の輸入拡大を認めることが盛り込まれる見通しだ。

用語解説
  • 懲罰的輸出関税: 国内産業の保護や政治的圧力のために課される高率の輸出税。
  • 非遺伝子組み換え(Non-GMO): 実験室での遺伝子改変を施していない農産物を指し、特定の輸出市場や消費者需要に応えるために選ばれることが多い。
  • 原油輸入比率: 特定の供給国から調達される原油の割合で、エネルギー輸入依存度の評価に用いられる。