Ledger Nano Gen5、スーザン・ケアによるバッジ付き新設計ハードウェアを発表

Ledgerが掲げる新たな「所有の時代」では、再設計されたNano Gen5サイナー、機能強化されたLedger Walletアプリ、そして資産とデジタルIDをAI時代に保護するための機関向けEnterprise Multisigプラットフォームが導入される。

1INCH

要約

公式プレスリリースによると、Ledgerは製品群を大幅に刷新し、仮想通貨ウォレットからデジタル資産とデジタルIDの検証用「サイナー」への戦略的転換を図った。中心となるLedger Nano Gen5はスーザン・ケアがデザインし、Clear Signing、Bluetooth/NFC接続、Ledger Recovery Keyを搭載し、価格は$179/€179。併せて、従来のLedger Liveから名称変更されたLedger Walletは、より高速な取引処理や1inchなどのdApp統合が行われた。機関向けにはLedger Enterprise Multisigが、財務管理やガバナンス、マルチチェーンの業務に対応するClear Signingでの多者承認取引を可能にする。Ledgerの再設計は「Proof of You」と「Proof of Authority」の大規模対応を重視し、デジタルセキュリティの将来課題に備えるものとなっている。

用語解説
  • Clear Signing: 利用者が取引の承認前に全ての取引内容をハードウェアデバイス上で直接確認できるプロセス。不正な変更に対するセキュリティを強化する。
  • Ledger Enterprise Multisig: 複数の関係者がLedgerデバイス上で暗号学的に検証した上で取引に共同署名できる機関向け資産管理プラットフォーム。
  • Proof of Authority: 指定されたバリデータが取引承認を行うコンセンサスメカニズム。主にプライベート型やコンソーシアム型ブロックチェーンで利用される。