豪州決済システム刷新へ、豪準備銀行総裁が4つの重点方針示す

ミシェル・ブロック総裁は、決済インフラの近代化、国際取引効率の向上、詐欺防止の強化、そして2026年までの現金とデジタル通貨の統合を強調した。

要約

オーストラリア準備銀行のミシェル・ブロック総裁は、豪州の決済システム近代化に向け、口座間インフラの刷新、国際送金効率の向上、詐欺防止対策の強化、運用上のレジリエンス向上という4つの重点方針を示した。計画には2026年までに老朽化した決済清算システムの更新、デジタル通貨への対応、現金流通の維持が含まれる。これらの施策は、決済ネットワークの安全性、効率性、将来適応力を確保することを目的としている。

用語解説
  • CBDC(中央銀行デジタル通貨): 物理的な通貨を補完または代替する形で設計された中央銀行発行のデジタル通貨で、安全かつ効率的な取引を可能にする。
  • 量子セキュリティ: 量子コンピュータの能力によって生じ得る脅威からデジタルシステムを保護するためのセキュリティ手段。
  • 国際送金: 異なる国に所在する当事者間で行われる取引で、速度や効率、コスト削減の改善が求められる。