
マドラス高裁はWazirXユーザーの訴えを支持し、仮想通貨を信託保有可能な財産と認めた。この判断は外国法域下で運営される取引所に対する将来の法的請求に影響を及ぼす可能性がある。
マドラス高等裁判所は、仮想通貨が利用者のために信託として保有できると認め、2024年のハッキング事件後に3,532XRPを凍結されたWazirX顧客に救済を与えた。N・アナンド・ヴェンカテッシュ判事の命令は、WazirXのインド運営会社であるZanmai Labsに対し、仲裁手続きが完了するまで請求人の保有額に相当する約9.56ラフ・インドルピー(約11,500米ドル)の銀行保証を提供するよう指示した。この決定は、シンガポール本社の再編に伴う「損失の社会化スキーム」に基づき資産を再配分するWazirXの計画を退け、仮想通貨は取引所ではなくユーザーの所有物であることを強調した。これは2024年のハッキング事件の被害を受けたインド国内の利用者にとって初の具体的な法的勝利であり、外国法人格を持つ取引所に対する裁判所の対応に影響を与える可能性がある。