香港、機関向けe-HKD実証実験第2段階を終了

香港、機関向けe-HKD実証実験第2段階を終了

香港金融管理局によれば、第2段階のe-HKD試験ではトークン化資産決済、プログラマビリティ、オフライン決済が検証され、需要と技術的準備が整えば2026年半ばまでに展開準備が完了する見通しである。

要約

香港金融管理局はe-HKDパイロットの第2段階報告書を公表し、トークン化資産決済、プログラマビリティ、オフライン決済など11件の試験内容を詳細に明らかにした。より広範な導入に向けた政策、法制度、技術的準備は2026年前半までに完了する予定である。同局は、展開時期は世界のCBDC(中央銀行デジタル通貨)の動向、国内市場の需要、および関連技術の成熟度に依存するとしている。

用語解説
  • e-HKD: 香港金融管理局が発行を想定する香港向けの中央銀行デジタル通貨で、デジタル決済の利便化を目的としている。
  • Tokenized Asset Settlement: ブロックチェーンや分散型台帳システム上で資産をトークン化し、そのトークンを用いて取引を決済するプロセス。
  • Programmability: 条件付き支払いなどの機能を可能にする、自動化されたルールや条件をデジタル通貨取引に組み込む能力。