パウエル議長の発言控え、仮想通貨市場は1.2%下落し3.9兆ドルに

パウエル議長の発言控え、仮想通貨市場は1.2%下落し3.9兆ドルに

ジェローム・パウエルが追加利下げの保証はないと示唆したことを受け、ビットコインと主要アルトコインは急落し、リスク回避姿勢と大規模な仮想通貨先物の清算が広がった。

BTC
XRP
XLM

要約

米連邦準備制度が政策金利を25ベーシスポイント引き下げたものの、12月のさらなる利下げは保証されないと示唆したことで、仮想通貨市場は急落した。ビットコインは24時間で2.5%下落し約110,200ドルとなり、CoinDesk 20指数は1.7%安となった。パウエルの慎重な姿勢がリスク資産全体の売りを誘発し、仮想通貨の時価総額から800億ドル超が消失、82億ドル超の清算が発生し、その79%がロングポジションだった。金曜には130億ドル規模のビットコインオプション満期が迫っており、変動性が高まる可能性もある。XRPやXLMなどアルトコインが下落を主導する一方、米国の大統領支援メムコインTRUMPは6.8%上昇した。デリバティブデータでは、取引量は堅調を維持し、資金調達率は正常化していることが確認された。

用語解説
  • Liquidations: 価格急変などにより、証拠金が必要水準を下回った際にレバレッジ取引のポジションが強制的に決済されること。
  • Negative Gamma: オプション市場において、大規模満期日の前後などにディーラーのヘッジ活動が価格変動を増幅させる状態。
  • Put-Call Volume Ratio: プットオプションとコールオプションの取引量を比較する指標で、市場心理の把握に用いられる。