パウエル議長、政府閉鎖時のインフレ追跡に民間データを活用すると説明

ジェローム・パウエル議長は、政府閉鎖によって経済データが欠落した場合、利上げや利下げの判断を遅らせる必要がある可能性を指摘し、米連邦準備制度の12月会合に向けたリスクを強調した。

要約

米連邦準備制度のジェローム・パウエル議長は10月30日、政府閉鎖などで公式経済データが入手できない場合には、利率の変更を見送る根拠となり得ると述べた。12月の金融政策会合に影響する閉鎖が発生した場合、米連邦公開市場委員会は一層慎重な対応が必要になると警告した。パウエル議長は、政府統計が利用できない期間には、PriceStatsやアドビの分析など民間セクターのデータを用いてインフレを監視してきたと説明している。ただし、これらは政府が提供する統計の代替にはならないと強調した。

用語解説
  • PriceStats: 数百万件のオンライン価格を追跡し、リアルタイムのインフレ指標を提供する民間のデータサービス。
  • Adobe data: アドビのオンライン販売や取引分析から得られる経済指標で、消費支出や価格動向の洞察を提供する。
  • Government statistics: 米労働統計局などの政府機関が収集・公表する政策や経済分析に用いられる公式経済データ。