この評価は、バークシャー・ハサウェイの現金保有額と、すべての上場企業における時価総額分布という2つの主要データポイントに基づいている。まず、バークシャー・ハサウェイの現金価値は高い信頼性をもって確立されている。会社の公式SEC(証券取引委員会)提出書類がこの数値の一次情報源であり、正確な額を示している。この情報は、同社の過去最高の現金保有について論じるJPモルガンのレポートやInvestopediaの記事など複数の二次情報源によって裏付けられており、1500億ドルを大きく超える額であることが確認されている。次に、上場企業の時価総額分布は著しく偏っている。「すべての上場企業」と言っても、米国市場の約97%を代表するラッセル3000や、ダウ・ジョーンズ米国総合株価指数のような包括的な指数が適切な代替となる。これらの指数には数千の企業が含まれるが、市場は少数の超大規模企業によって支配されており、大多数ははるかに小さな評価額しか持たない。したがって、時価総額の中央値は平均値よりもはるかに低い。例えば、中小型株2000社を対象とするラッセル2000指数の中央値は通常約10億ドルである。バークシャーの1500億ドル超の現金保有額は、ラッセル2000に含まれる全ての企業の単独時価総額を上回る。この2000社だけで、より広範なラッセル3000指数に含まれる約3000社のうちおよそ3分の2を占める。したがって、バークシャーの確立された現金価値と既知の時価総額分布を比較すると、その現金保有額が米国上場企業の50%以上の個別時価総額を上回ることは明らかである。両方の根拠について信頼性の高い情報源が一致しており、自信をもって結論付けられる。