タイがワールドコインに120万件の生体認証記録の削除を命令

タイがワールドコインに120万件の生体認証記録の削除を命令

タイの個人データ保護委員会は、トークンと生体認証の交換が国内のプライバシー法に違反していると判断し、ワールドコインに対して国内事業の停止と全ての虹彩スキャンデータの消去を指示した。

WLD

要約

11月25日、タイの個人データ保護委員会は、サム・アルトマンが共同創設したワールドコインに対し、国内で収集された約120万件の虹彩スキャン記録を削除し、同国での事業を停止するよう命じた。規制当局は、WLDトークンと生体認証データの交換がタイの個人データ保護法に違反すると結論づけた。この指示を受けて、仮想通貨取引所のバイナンス、Bitkub、Orbixがトレーダーに警告を発した。ワールドコインの現地契約業者であるM Visionは、データ削除に反対し、約3100万ドルのユーザー損失につながる可能性があると主張した。

用語解説
  • 生体認証データ: 指紋や虹彩スキャンなどの固有の身体的特徴から取得される個人情報であり、識別に使用される。
  • ワールドコイン: サム・アルトマンによる仮想通貨プロジェクトで、本人確認のために虹彩スキャンを使用し、参加者にトークンを配布する。
  • 個人データ保護法(タイ): 生体認証情報を含む個人データの収集、使用、開示を規制するタイの法的枠組み。