分散型AIプラットフォームCocoonへの関心急増、TONが上昇

取引高が伸び、STON.fiによるオンチェーンDAOやCocoonのTelegram提携など新たなガバナンスやAIインフラ開発がエコシステム成長を後押しし、TON価格は3.7%上昇した。

TON

要約

TONは3.7%上昇して1.605ドルとなり、取引高は7日平均を16%上回った。これは主要なエコシステムの進展に支えられたものである。TON最大のDeFi(分散型金融)プロトコルであるSTON.fiは、ネットワーク初の完全オンチェーンDAO(自立分散型組織)を立ち上げた。ユーザーはSTONをステーキングすることで配布されるARKENSTONトークンを使い、ガバナンス事項について投票できる。このプラットフォームは560万ウォレットから合計2,900万件以上のスワップを記録している。TON上の分散型AIサービスであるCocoonは、GPU保有者がTONのためにコンピューティングパワーを貸し出せる仕組みで勢いを増しており、Telegramが最初の主要顧客として機密メッセージ翻訳にこのシステムを利用している。TONは1.6040ドルのレジスタンスを突破し、ブレイクアウト時の取引高は24時間平均を67%上回った。

用語解説
  • Decentralized AI compute platform: コンピューティングリソースが集中型サーバーではなく複数の参加者によって提供され、分散型人工知能ワークロードを可能にするブロックチェーンベースのシステム。
  • DAO: トークン保有者がブロックチェーン上の提案に投票することでガバナンスの意思決定を行う自立分散型組織。
  • GPU: グラフィックス・プロセッシング・ユニット。AIモデル推論など計算負荷の高い処理を行える専用プロセッサ。