ユニスワップ・ラボで政策責任者を務めたリンジー・フレイザー氏が、ブロックチェーン協会の政策戦略を率い、米国の仮想通貨規制、ステーブルコイン法、146社の会員企業に関わる税制政策に注力する。
ブロックチェーン協会は、ユニスワップ・ラボで政策責任者を務めたリンジー・フレイザー氏を新たな最高政策責任者に任命した。フレイザー氏は、米上院で交渉中の仮想通貨市場構造法案、2025年初頭に成立したステーブルコイン法の施行、そして今後予定される米国仮想通貨税制の改正など、協会の立法・規制に関する優先課題を主導する。政治的・市場の変動下で政策進展を維持するため、強固な連携体制の構築が重要であると強調した。フレイザー氏の就任日は12月8日で、米国金融規制当局や議会関係者を招く協会の年次政策サミットと同日である。同協会は元CFTC(商品先物取引委員会)委員のサマー・マーシンガー氏が率いており、本年だけで会員企業は58社増加している。