韓国FSCがハッキングや障害時に仮想通貨取引所へ厳格な責任を提案

韓国FSCがハッキングや障害時に仮想通貨取引所へ厳格な責任を提案

韓国の規制当局は、仮想通貨取引所に銀行と同様の損害賠償責任規則を課し、過失の有無にかかわらずハッキングやIT障害による利用者損失の全額補償を義務付ける方針である。

SOL

要約

韓国の金融規制当局は、過失の有無を問わず、ハッキングやIT障害による損失を利用者に全額補償することを仮想通貨取引所に義務付ける法案を策定している。この提案枠組みは銀行が提供する利用者保護制度に類似しており、強固な消費者保護の確保を目的としている。これは、2024年11月27日にアップビットで発生した₩44.5億(4,800万ドル)規模のソラナ基盤トークン窃盗事件など、一連の著名な侵害を受けてのものであり、この事件には北朝鮮のラザラスグループが関与している疑いがある。法案では取引所に対し、強化されたセキュリティプロトコルの導入や厳格な運用基準の遵守を義務付け、違反時には銀行と同等の制裁を科すことが盛り込まれている。

用語解説
  • Financial Services Commission (FSC): 韓国の主要金融規制機関であり、銀行、証券、その他金融機関を監督し、仮想通貨取引所のコンプライアンスも管轄する。
  • Crypto Exchange: 利用者が仮想通貨を売買・取引できるオンラインプラットフォーム。
  • User Compensation: 窃盗やシステム障害、その他の運用上の問題による損失について、利用者に対して行われる金銭的補償。