イーサリアムPrysm、Fusakaアップグレードによるリソース枯渇の影響を説明

イーサリアムPrysm、Fusakaアップグレードによるリソース枯渇の影響を説明

Prysmの事後分析は、12月4日のFusakaアップグレードがクライアントのバグによるリソース枯渇を招き、バリデータが382 ETHを失い、安定性が回復する前にネットワークの参加が混乱したことを確認した。

ETH

要約

Prysmの開発者は、12月4日のFusakaメインネットアップグレードがPrysmクライアントのバグを誘発し、ネットワークの不安定化とバリデータの損失を招いたことを確認した。当該バグは状態再計算の過程でリソース枯渇を引き起こし、その結果としてバリデータは合計382 ETHの報酬を取り逃し、当時の価値で約1億8860万円に相当した。42エポックにわたる障害の間、参加率は75%まで低下し、1,344ブロックのうち248ブロックが未生成となった。v7.0.1およびv7.1.0の更新で問題が解消された後、ネットワークの参加率は95%超へと回復した。

用語解説
  • エポック: ブロックチェーンのプロトコル運用における特定の期間であり、その間にバリデータはブロックの提案やアテステーションなどのタスクを実行する期間である。
  • バリデータ: プルーフ・オブ・ステーク型ブロックチェーンにおいて、仮想通貨をロックして新規ブロックを提案・検証する参加者である。
  • リソース枯渇: メモリやCPUなどの計算資源が使い切られ、性能低下や障害を引き起こす状態である。