Reactの重大な脆弱性、リモートウォレット窃取に悪用される

Googleの脅威インテリジェンスグループによると、React Server ComponentsのCVE-2025-55182が積極的に悪用されており、リモートコード実行を通じて仮想通貨プラットフォームを含む数千のサイトが危険にさらされている。

XMR

要約

複数の脅威グループがCVE-2025-55182(React2Shellと呼ばれる)を悪用している。これはReact Server Componentsのバージョン19.0から19.2.0における重大なリモートコード実行の欠陥であり、Next.jsなどのフレームワークに影響を及ぼす。2025年12月3日に開示されたこの脆弱性により、認証されていない攻撃者が脆弱なパッケージを実行しているサーバー上で任意のコマンドを実行できる。Googleの脅威インテリジェンスグループは、金銭目的の攻撃者や国家支援型の攻撃者がマルウェア、バックドア、モネロマイニングソフトウェアを展開していることを確認している。仮想通貨プラットフォームは特にリスクが高く、攻撃者はブロックチェーンプロトコルを侵害することなく、ウォレットのやり取りを傍受したり取引をリダイレクトしたりするスクリプトを注入できる。この緊急の脅威は、サーバーリソースとユーザー資産を保護するために即座のパッチ適用が必要であることを強調している。

用語解説
  • リモートコード実行: 物理的なアクセスなしに、攻撃者が標的システム上で任意のコードを実行できるセキュリティ脆弱性。
  • React Server Components: Webアプリケーションの一部をブラウザではなくサーバー上で実行できるようにするReactの機能で、パフォーマンスとスケーラビリティを向上させる。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されたサイバーセキュリティの欠陥に対するデータベース識別子。