リップル、WormholeとNTTを活用しRLUSDステーブルコインをレイヤー2ネットワークに拡大

リップル、WormholeとNTTを活用しRLUSDステーブルコインをレイヤー2ネットワークに拡大

リップルは来年の本格展開に先立ち、Wormholeを介して複数のイーサリアムレイヤー2ネットワークでRLUSDのテストを開始した。規制当局の承認が重要な前提条件となっている

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要約

リップルは、米ドル担保型のRLUSDステーブルコインを、来年の本格展開に先立ちテストのためイーサリアムレイヤー2プラットフォームであるオプティミズム、Base、Ink、Unichainに展開すると発表した。当初XRP Ledgerとイーサリアムメインネットで発行されたRLUSDは、Wormholeのクロスチェーン機能を活用してDeFi(分散型金融)の統合と相互運用性を強化する。展開は規制当局の承認が条件となっており、高性能なブロックチェーン環境全体でステーブルコインの有用性を拡大するというリップルの戦略と一致している

用語解説
  • ステーブルコイン: 価格変動を抑えるため、米ドルなどの安定した資産に連動する仮想通貨
  • レイヤー2ネットワーク: 既存のブロックチェーン上に構築される二次的なフレームワークで、スケーラビリティ、速度、コスト効率を向上させる
  • Wormhole: 異なるブロックチェーンネットワーク間の相互運用性を可能にするクロスチェーンメッセージングプロトコル