ヴィタリック・ブテリン、アップグレード後にイーサリアムのコントラクトサイズ制限撤廃の可能性を示唆

イーサリアム共同創設者は、現在の82KBのコントラクト制限はDoSリスク回避のためと説明し、EIP-7864バイナリツリーアップグレード後の撤廃を見込むが、ガス代とメカニズム面の課題は残ると指摘

ETH

要約

ヴィタリック・ブテリンは、イーサリアムの現行スマートコントラクトのサイズ制限(約82KB)がサービス拒否(DoS)リスクを軽減するためのものであると述べた。彼は、状態構造を統一バイナリツリー形式に再構築するEIP-7864アップグレードが実施されれば、この制限を撤廃できる可能性があると指摘した。ただし、アップグレード後もガス代やメカニズム設計に関する課題が実際のコントラクトサイズに影響を与えることは変わらないと警告した。

用語解説
  • EIP-7864: コントラクトの保存およびパフォーマンスを最適化するため、統一バイナリツリー構造を導入するイーサリアム改善提案。
  • Contract size limit: サービス拒否リスクを軽減するために設定された、イーサリアムのスマートコントラクトの最大バイトサイズ制限。
  • Gas cost: イーサリアムネットワーク上の処理を実行するために支払う「ガス」で計測される手数料で、大規模なコントラクトほど多くのガスを必要とする。