米銀行協会、6兆ドル規模リスク警告を背景に利付ステーブルコインを標的

ABAは預金・融資リスクを理由に、利付ステーブルコインの停止を2026年の最重要目標に設定。一方、ダボスでCircle CEOジェレミー・アレイアは懸念を「ばかげている」と一蹴し、AI活用決済事例をアピールした。

要約

米銀行協会(ABA)は、利付ステーブルコインの阻止を2026年の最優先ロビー活動とし、銀行預金および融資能力へのリスクを理由に挙げた。これは、バンク・オブ・アメリカCEOブライアン・モイニハンが、規制がなければ最大6兆ドルの預金がそのような商品へ移動する可能性があると警告したことに続くものである。ダボス会議では、Circle CEOジェレミー・アレイアがこれらの懸念を「ばかげている」と述べ、利付ステーブルコインはユーザーとのエンゲージメントを高め、AI主導の決済を促進し得ると主張した。

用語解説
  • Stablecoin: 法定通貨や商品などの資産に連動して価値を安定させるよう設計された仮想通貨。
  • Interest-bearing stablecoin: 従来型金融における預金口座のように、保有資産に対して利息や利回りを提供するステーブルコイン。
  • American Bankers Association (ABA): 米国の銀行や金融機関を代表し、規制や政策に関する提言を行う業界団体。