米国の冬の嵐によりビットコインの計算能力が低下し、マイナーは電力網の安定化を支援するため採掘を一時停止。仮想通貨価格が堅調を維持する中、インフラの脆弱性が露呈した。
米国の冬の嵐の影響で、マイナーが電力網への負荷軽減のために操業を縮小した結果、ビットコインのハッシュレートは7か月ぶりの低水準に落ち込んだ。こうした計算能力の低下は、取引処理の大部分を少数の大規模マイニングプールが支配するマイニング集中化に伴うリスクを浮き彫りにしている。2021年の中国での停電事故のように、集中化が進むことでブロック生成の遅延、手数料の上昇、市場のボラティリティ拡大といった事態が発生する可能性がある。今回の下落にもかかわらず、ビットコイン、イーサリアム、ソラナの価格は安定しており、市場への即時的な影響は限定的であることが示唆された。