セキュリティ研究者、マルウェアで42万件のバイナンス認証情報流出を確認

ジェレマイア・ファウラー氏が、マルウェア感染デバイスから1億4900万件の記録流出を発見。42万件のバイナンスログイン情報を含み、バイナンスはパスワードリセットとセキュリティ強化で対応

要約

サイバーセキュリティ研究者のジェレマイア・ファウラー氏は、インフォスティーラー型マルウェアにより盗まれた認証情報1億4900万件を発見し、その中にはバイナンス関連がおよそ42万件含まれていた。この漏洩は80以上の仮想通貨取引所に及ぶが、バイナンスのシステム自体が侵害されたわけではない。バイナンスは影響を受けたパスワードのリセット、ダークウェブの監視強化を行い、多要素認証(MFA)の有効化やアンチウイルスの更新などのセキュリティ強化を利用者に呼びかけている。

用語解説
  • Infostealer malware: 感染したデバイスから、ログイン認証情報、金融データ、個人情報などの機密情報を収集するよう設計された悪意のあるソフトウェア。
  • Multi-factor authentication (MFA): パスワードやモバイルコードなど、2種類以上の認証手段を用いて利用者の身元を確認するセキュリティプロセス。
  • Dark web monitoring: 侵害を検知・対応するために、盗まれたデータを見つける目的で、非公開のオンラインマーケットやフォーラムを監視する行為。