テザー(USDT)が金140トン(約240億ドル相当)を取得、XAUT準備資産を強化

テザー(USDT)は現在、世界有数の非政府系金保有主体であり、価格高騰の中、準備資産および金担保型ステーブルコインの裏付けとして週最大2トンを購入している。

USDT
XAUT

要約

USD₮ステーブルコインの発行体であるテザー(USDT)は、$24 billion相当の金を約140トン積み上げ、非政府の保有者として最大級の一つになったと発表した。同社は週あたり最大2トンを買い付け、地金はスイスの安全な施設に保管している。保有の大半はテザー(USDT)の準備資産の裏付けに充てられ、一部は金担保型ステーブルコインであるXAUTを支えている。XAUTは現在、1トークン当たり約$5,260で、時価総額は$2.7 billionである。パオロ・アルドイーノCEOは、今後数カ月にわたり購入を継続するとし、2025年Q4だけで27トンを追加すると述べた。これは一部の国家政府を上回る規模である。アナリストは、こうした買いと中銀の需要が、金価格の前年比90%の急騰に寄与している可能性があると指摘する。この取り組みは、ETFなどの「ペーパー・ゴールド」と比べて金の所有権に透明性を提供することを狙うもので、トークン化された金は所有権の直接的な証明を与える。

用語解説
  • テザー・ゴールド(XAUT): 現物の金準備に裏付けられたデジタルトークンで、仮想通貨投資家に金価格へのエクスポージャーを提供する。
  • トークン化された金: 現物の金をブロックチェーン上で表現したもので、従来の金投資に比べ、検証可能な所有権と容易な移転を可能にする。
  • ステーブルコイン: 価値の安定を維持するよう設計された仮想通貨で、商品や法定通貨に連動することが多い。