
アトキンス議長とCFTC議長マイク・セリグは米国の仮想通貨取引・カストディ・リスク管理ルールを統合する「プロジェクト・クリプト」を立ち上げ、執行優先から明確な規制への戦略的転換を示した
SEC議長ポール・アトキンスとCFTC議長マイク・セリグは1月29日、CFTC本部で「プロジェクト・クリプト」を共同立ち上げし、米国仮想通貨市場の規制基準を調整する枠組みを発表した。この取り組みは、取引、清算、カストディ、リスク管理に関するルールの調和を図り、コンプライアンスコストの削減と、執行中心から透明な規制への転換を目指している。今回の再始動は、アトキンス議長が仮想通貨イノベーション免除の発行に関する1月のタイムラインを撤回した後に行われたもので、議会に市場構造法案の迅速化を求める声が高まる中での動きとなる。SECとCFTCによる共同の取り組みは、デジタル資産監督の一体的な枠組み構築に向けた機関間協力の強化を浮き彫りにしている。