
トランプ大統領は米連邦準備制度を率いる候補として元理事ケビン・ウォーシュを正式指名し、市場予想を裏付けるとともに金融政策と仮想通貨業界の関係を巡る議論を再燃させている。
トランプ大統領は金曜日、Truth Socialを通じて、ジェローム・パウエルの任期が5月に満了するのに伴い、その後任の米連邦準備制度議長にケビン・ウォーシュを指名したと確認した。ウォーシュは元米連邦準備制度理事で、かつてモルガン・スタンレーのバンカーとして勤務し、インフレと金融規律に対するタカ派的な姿勢で知られる。仮想通貨分野にも関与の経歴があり、デジタル通貨価格の安定化を目指すアルゴリズム型中央銀行プロジェクト「Basis」に投資したほか、仮想通貨やブロックチェーン、フィンテックに注力するベンチャーキャピタルのElectric Capitalで顧問を務めた。今回の指名は中央銀行の独立性や政策転換の可能性をめぐる議論を呼び、予測市場では以前から就任確率を85%と示していた。