
トランプ大統領がケビン・ウォーシュ氏を米連邦準備制度理事長候補に指名したことで、貴金属は史上最高値から急反落し、中央銀行の独立性を巡る投資家の懸念は和らいだ。
金価格は一時1オンスあたり$5,600近くまで急騰、銀も$121を突破した後、米国のトランプ大統領が次期米連邦準備制度議長にケビン・ウォーシュ氏を指名したのを受けて急落した。この発表は米連邦準備制度の独立性に関する市場の懸念を和らげ、貴金属相場の反転につながった。これは1月30日に記録的な下落を経験した直後のことで、その際スポット金は日中で12%下落し$4,682まで落ち込んだ後、終値は$4,880と9.25%安となり、1980年代初期以来の急落幅を記録した。銀も最大36%下げて$74.28まで下落し、$85.259で26.42%安で引け、史上最大の日次下落率を記録した。投資家は今後発表される米国経済指標や、来週予定される講演に注目している。