米ドル指数、FRB議長人事で7月以来最大の単日上昇

トランプ大統領によるFRB議長指名がドル高を促し、金と銀は歴史的な下落を記録。貴金属の米ドル相場や政策変更への感応度が浮き彫りとなった。

要約

1月31日、米ドル指数(DXY)は0.9%上昇し、7月以来最大の単日上昇率を記録した。ドナルド・トランプがウォラー氏を米連邦準備制度議長に指名したことが背景にある。ドル高の影響で金は過去40年で最も大きな日次下落となり、銀は年単位で続いていた上昇相場を反転させた史上最大の日中下落を記録した。月末のポートフォリオリバランスも売り圧力を加速させた。日次ベースでの急伸にもかかわらず、DXYは1月を1.4%安で終了し、8月以来最も弱い月間パフォーマンスとなった。

用語解説
  • US Dollar Index (DXY): 米ドルの価値を、ユーロ、円、ポンドなど主要外国通貨のバスケットに対して測定する指標。
  • Federal Reserve Chair: 米国中央銀行のトップであり、金融政策の監督や金利の方向性に影響を与える役職。