主要ASIC機種が採算割れ水準に到達、ビットコインマイニングの収益性が低下

Antpoolのデータによれば、Antminer S19 XP+ HydやWhatsMiner M60Sなど複数の高性能ビットコインマイニング機器が採算割れ水準に達し、業界内の運営圧力が強まっていることが示されている。

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要約

Antpoolのデータによれば、Antminer S19 XP+ Hyd、WhatsMiner M60S、Avalon A1466I、さらに一部のS21シリーズモデルなど複数の高性能ビットコインマイニング装置が停止価格水準に達し、高難易度のマイニングと高い電力コストの影響により採算が取れなくなっている。Antminer U3S23HやS23 Hydといったモデルを使用するマイナーは、ビットコイン価格が$44,000以上であれば依然として利益を上げることができるが、現状の市場環境下ではマイニング収益性への負担が一段と強まっていることを示している。

用語解説
  • ASIC miner: 仮想通貨マイニングの計算処理を効率的に行うよう特化設計された専用コンピュータのことである。
  • Mining difficulty: ビットコインネットワーク上で有効なブロックを見つける難易度を示す指標であり、おおよそ2週間ごとに調整されてブロック生成時間を安定させる。
  • Shutdown price: マイニング収益が電力コストを下回り、事業が採算を取れなくなる電力料金またはビットコイン価格の閾値を指す。