ヴィタリック、イーサリアム上のENS(Ethereum Name Service)v2を支持 L2 Namechainは運用停止へ

ENS最高執行責任者キャサリン・ウーは、v2が新たなレジストリとテストネット向けアプリを備え、イーサリアムL1への集約を進めつつ、分散型IDソリューションのクロスチェーン対応を維持すると述べた

ETH
ENS

要約

ENS最高執行責任者キャサリン・ウーは、ENS v2がイーサリアムL1上にのみ展開され、予定されていたレイヤー2のNamechainプロジェクトを終了すると発表した。このアップグレードでは、各.ethドメイン専用のレジストリを導入し、2つの新しいアプリケーションがテストネットで利用可能となった。中核データ保管についてはL2からの移行となるが、クロスチェーン対応は維持され、既存のプロトコル目的も堅持される。ヴィタリック・ブテリンは以前からこの方針を支持しており、ENSのデータはL1に残すべきであり、分散型IDやソーシャル利用などのユーザー向けオペレーションはL2で処理できると強調していた

用語解説
  • Layer-2 (L2) scaling network: トランザクションをベースチェーン外で処理しスループットを増加させ手数料を削減した後、L1に決済を戻す二次的なブロックチェーンまたはロールアップ
  • L1 (base blockchain layer): レイヤー2システムやオンチェーンデータに対し、セキュリティと最終的な決済を提供する一次的なブロックチェーン
  • Decentralized identity: ユーザーが自身の識別子や認証情報をブロックチェーン上で管理し、中央集権的な発行者を介さずに自己主権型のIDを実現するモデル