米1月雇用統計好調でビットコイン小幅上昇

予想を上回る雇用増加と失業率低下を背景に、ビットコイン価格が一時上昇し、暗号資産市場にマクロ経済要因が影響した。

BTC

要約

米労働統計局によると、2026年1月の米国経済は13万件の雇用を新たに創出し、予想の7万件を上回った。失業率は12月の4.4%から4.3%へ低下。発表前のビットコインは約$67,000で推移していたが、発表直後に$67,500まで上昇。しかし24時間ベースでは依然として2%安だった。米株価指数先物は小幅高となり、米10年国債利回りは5ベーシスポイント上昇して4.20%となった。堅調な雇用市場データにより、3月の米連邦準備制度による利下げ期待は21%から19%に低下。アナリストは、円キャリートレードの巻き戻しや証拠金要件の引き上げ、貴金属の価格変動が仮想通貨市場の重荷となっていると指摘。最近の資金流出にもかかわらず、ビットコインETFは依然として約1,000億ドルを保有し、規制の変化がパブリック・ブロックチェーンやステーブルコイン決済の機関利用を促している。

用語解説
  • Bitcoin ETF: ビットコインの価格に連動した取引所上場ファンドで、投資家は仮想通貨を直接保有することなくビットコインへの投資が可能となる。
  • Public blockchain: 誰でも参加し取引の検証ができる、透明性と分散性を備えたブロックチェーンネットワーク。
  • Stablecoin: 米ドルなどの安定資産に連動し、価格変動を抑えるために設計された仮想通貨。