米雇用統計を受け利下げ観測が急低下、7月の初回見送りが有力

米雇用統計を受け利下げ観測が急低下、7月の初回見送りが有力

予想を上回る米雇用増を受けて市場の見方が変化し、米連邦準備制度による最初の利下げ時期は2024年7月以降へと後ずれし、米国債利回りが上昇した。

要約

1月の米非農業部門雇用者数は予想に反して13万人増加し、短期的な米連邦準備制度の利下げ観測を後退させた。初回の利下げは2024年7月に行われるとの見方が広がり、米国債利回りは上昇した。アジア株先物がまちまちの動きを見せる中、エネルギーと素材セクターが堅調で、テクノロジー株や仮想通貨価格は軟化した。

用語解説
  • Nonfarm Payrolls: 農業、政府および一部の業種を除く雇用者数の増減を測定する、米国の主要な雇用統計指標。
  • Two-year Treasury Yield: 償還期間が2年の米国債に対する利回りであり、米連邦準備制度の政策見通しを反映することが多い指標。
  • Federal Reserve Rate Cut: 米連邦準備制度が設定するフェデラルファンド金利の目標レンジを引き下げる措置で、通常は経済活動を刺激することを目的として行われる。