ブラックロックがトークン購入計画を発表、UNIは30%超上昇

ブラックロックがトークン購入計画を発表、UNIは30%超上昇

ブラックロックが22億ドル規模の米国債トークン化ファンドBUIDLをユニスワップに上場し、同取引所とそのガバナンストークンへの戦略的持分取得を発表したことを受け、UNIは急伸し、DeFi(分散型金融)への機関投資家の顕著な参入を示す動きとなった。

BTC
UNI
BUIDL

要約

ブラックロックが22億ドル規模のトークン化米国債ファンドBUIDLをユニスワップに上場し、取引所とそのガバナンストークンへの戦略的持分取得を行うと発表したことで、UNIは最大25%上昇し4.11ドルに達した後、3.35ドルまで反落した。この動きは、世界最大の資産運用会社が初めて分散型取引所にトークン化商品を上場し、DeFiのガバナンストークンに直接投資したことを意味する。上場により、Securitizeによって認証された適格投資家は、ユニスワップのオフチェーンクオートシステム「UniswapX」を通じて国債利回りにアクセスできるようになる。一方、米国の雇用統計が予想を上回り13万人の新規雇用(予想7万人)を計上し、米連邦準備制度による利下げ予想が7月へシフトしたにもかかわらず、ビットコインは67,800ドル近辺で推移した。デリバティブ市場では、弱気の勢いの安定化、中立からややプラスの資金調達率、158億ドルの未決済建玉、短期的な下方ヘッジの増加が確認され、主要トークンで24時間で3億4200万ドルの清算が発生した。

用語解説
  • Tokenized U.S. Treasury fund: 米国債をブロックチェーン上で表現したもので、投資家がデジタルトークンを通じて政府債券商品にアクセスできるようにするもの。
  • UniswapX: ユニスワップが開発したオフチェーンクオートシステムで、許可されたマーケットメイカーから価格を取得し、最終的な取引をオンチェーンで決済する。
  • Governance token: 分散型金融プロジェクトにおいて、プロトコルの意思決定に対する投票権を保有者に付与する仮想通貨トークン。