ニック・ティミラオス氏、関税や雇用リスクにもかかわらず米経済はソフトランディングに接近

ニック・ティミラオス氏は、コアPCEが3%前後にある一方でインフレ鈍化が進み、ソフトランディングの可能性が高まっていると指摘。ペイデン&リゲルのジェフリー・クリーブランド氏ら専門家は、関税や失業率の上昇が進展を阻む恐れがあると警告している。

要約

ニック・ティミラオス氏は、インフレの鈍化と底堅い労働市場に支えられ、米経済がソフトランディングに近づいていると述べた。ただし、コア個人消費支出(PCE)価格指数は3%近辺にとどまっており、アナリストらは関税の影響がさらなるインフレ改善を妨げる恐れがあると警告している。ペイデン&リゲルのエコノミスト、ジェフリー・クリーブランド氏は特に、失業率が上昇する可能性が高く、経済リスクが継続すると注意を促した。

用語解説
  • Soft Landing: 景気後退に陥ることなく、経済がインフレを抑えるために十分な程度に減速する状況のこと。
  • Core PCE: 食料とエネルギーを除いた個人消費支出価格指数で、米連邦準備制度が最も重視するインフレ指標。
  • Tariff: 輸入品に対して政府が課す税金。貿易を調整する目的で用いられることが多いが、消費者価格を押し上げる可能性がある。